カイコウラでイルカと泳ぐ

File0004.jpgカイコウラではホエールウォッチング、イルカと泳ぐ、アザラシと泳ぐなんていうエコツアーが行われている。
 ホエールウオッチングとドルフィンスイム、どちらにしようか悩んだ末、以前、カナダのビクトリアの沖合でシャチウオッチングをした経験があったため、今回はイルカと泳ぐ事に。予約をしていても天候によっては船が出ない事もあるそうで、晴れる事を祈りながら前日は床に着いた。
 翌日朝8時30分、いよいよドルフィンスイム。まずは体に合わせたウェットスーツを借りる。8歳以上という年齢制限ギリギリで参加が許された息子。なかなかぴったりのウェットスーツが無く、スタッフのお兄さんが「大きいと隙間に水が入って寒いから。」と、一番小さなスーツを貸してくた。それでも少しダボダボと余裕がある。同じ年頃に見える女の子も二人参加していたけれど、彼女達はボート上での見学だけ。息子がたった一人の子供の参加者になった。
出発前にスタッフから説明を受け、注意事項をまとめたビデオを見せられる。カナダで乗馬をした時にも感じたのだが、早口で説明されると半分以上理解できないままアクティビティに参加する事になる。命に関わるような大切な事を言っている気がしてなんとなく心配だ。まぁ、他の参加者の様子に合わせてれば良いか。特に今回は映像付きだったので、かなりわかりやすかったし、、、。ビデオがなかなか面白く作られていて、参加者からドッと笑いがおきる。出発前、「ふしぎ発見」というテレビ番組で、ここの海の深さが1000メートルもあると聞かされ緊張気味だった息子もこのおかげでかなり和んだ。
バスに乗って10分ほど、ついに港に到着。ボートに乗り込みイルカの群れを探すスタッフ。ボートの後部が数段の階段になっていて、そこに参加者が座りスタッフの合図を待つ。合図とともに一斉に皆、海に入る。遅れて我々も海に。ひぇ〜!水がかなり冷たい。小さな息子を心配してくれ、スタッフがビート板を渡してくれていたのだが、無意識に私はその息子のビート板につかまり休もうとしていた。「ママ、あっちに行って!沈んじゃう。」と息子。わかってはいるのだが、何かにつかまりたい。そんな事を言い合ってったら、ホー!とボートに上がる合図の警笛が鳴った。「うっそー!私、全然イルカ見てない。もう終わり?」ボートに上がると、またすぐにGOサインが出た。そうか、こうやって何度かボートに乗ったり降りたりを繰り返すんだ。ちょうどイルカの群れの真ん中で下ろしてくれるんだ。やっと話が飲み込めた。
水の上に浮かんで顔を出していると、目の前をイルカの背びれがピョンピョンと通りすぎる。水に潜ると、触れそうな程すぐ近くを(触ってはいけません!)スッとイルカが横切る。どちらにしてもすごく早くて、とても一緒に泳いでいるという感覚にはなれない。パパは水中カメラのスイッチを押しまくる。ゆっくり狙っている余裕は全くない。でも、何度かこちらをチロッと見る目を確認できた。アイコンタクトできたような気がする。ここのイルカ達は人間から全く餌をもらってない完全な野生だ。船を出すと、イルカの方から群れで寄ってくる。
イルカとアイコンタクトする事に夢中になっていたが、ふと気づくと息子とパパはもうボートに上がっていた。やはり息子は大人より体があっという間に冷えてしまったらしい。寒さに耐えかねて、他の人より一足先にボートの上で休んでいた。
最後の警笛の音で皆ボートにあがり岸に向かうと、なんと!イルカの群れがついてくる。ボートと一緒に泳いでいる。なんてかわいいの!岸が目の前に迫ってきた時、イルカの群れが少しづつ離れていった。中にはジャンプや空中回転をするイルカもいる。「バイバイ!」って挨拶しているみたいだ。すごい貴重な体験だった。岸につくやいなや、さーっと霧に海が覆われた。ギリギリ天気がもった。ラッキーだったかもしれない。しかし、すごい疲労感だ。息子と二人車に乗り込むとすっと居眠りしてしまった。なんとこの日はクライストチャーチを飛び越え、テカポまで行く予定だった。クタクタだったろうに、5時間以上も運転してくれたパパ、本当におつかれさまでした。

関連リンク
ドルフィンスイミング、ホエールウォッチングのエコツアー会社
http://www.dolphin.co.nz/




Posted by honmokudori at February 22, 2004 01:04 AM

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