アシカと泳ぐ?

プロに連れていってもらえれば、きっと良いシュノーケリングポイントに行ける。そう思いロッキンハム、マーセイポイントからのシュノーケリングツアーに予約を入れました。つたない英語で公衆電話からの予約。ちゃんと予約は入っているかなぁ?ちょっぴり心配をしながらパースから南へ50キロ程のロッキンハムに向かいました。

ロッキンハムでは野生のイルカと泳ぐツアーも行われています。でも、ドルフィンスイミングはニュージーランドでやった事があったので、今回は「アシカと泳ぐ!」というキャッチコピーにひかれ、シュノーケリング!

予約はちゃんと入っていて問題はなかったのだけれど、料金がやけに安い。電話ではもっと高い値段を言われたんだけど。。。「地球の歩き方」に書かれている料金ももっと高いんだけどなぁ。
それにツアーだといういうのに、スーツを貸してくれない。ロットネスト島の冷たい海が記憶に蘇り、なんだか心配になってきました。

桟橋に行くと、ペンギン島に渡るお客さんとは別のボートが、シュノーケリングツアーのために用意されていました。
ガイドは海の男の割にやせっぽっちな、あごひげたっぷりのお兄さん。
参加者は我々の他にはオーストラリア人のカップルがたった一組。
彼氏は我々の防水カメラ(シクシク、、、この後、無くしちゃったの。)と同じカメラを持っていて、シュノーケリングには慣れている様子でした。

最初にペンギン島とシール(アシカ)島の間でシュノーケリング。
海に顔をつけるとクラゲだらけ!大きさは10センチ程度のものなので、たいした事はないのでしょうがそれにしても数が多い。
それに、やっぱり海水が冷たい!ロットネスト島以上の冷たさでした。
おまけにでっかい昆布のような海草がモニャモニャとからみあっていて、あまり気持ちの良い海とは言えません。
肝心の「魚」、見たと言えば見た(笑)。でも、こんなに寒い昆布とクラゲだらけの海では楽しいとは言えないよ〜!

ボートに上がると、濡れた体がさらに冷たく感じられてきました。息子はバスタオル2枚にくるまり丸まっていました。
オーストラリア人のカップルの女の子の唇は紫色になっていて、ガタガタと歯を震えさせながら 「温度が、、、温度が、、、」とまともにしゃべれない。
まるで死人のような顔です。
私は、どういうわけか笑いがこみ上げてきました。
まるでコメディー映画のような状況なんですもの。
なんでこんな海でシュノーケリングツアーをやるんだろう?
あまりに変てこりんな気がします。

この後、ボートはシール島へ。数匹のアシカが浜にいるのが見えました。
我々より先に浜に近づいていったボートを威嚇するように、一匹(多分、オスでしょうね。ハーレムのボスなんでしょう。)が海に突進してきたのが見えました。
すると、我々のボートはUターン。。。「え!アシカと泳ぐんじゃないの?」
アシカはあっという間に視界から消えていきました。
「地球の歩き方」の「アシカと泳ごう!」のコピーは、一体なんだったのでしょう?私、違う所に予約してしまったのかしら?
後で「地球の歩き方」を読み直してみましたが、やっぱり間違っていない。。。う〜ん、わからない。。。

そして、最後にバード島へ。名前のとおり、鳥がいっぱい群がっている小さな島です。
そこでまたシュノーケリング。オーストラリア人のお二人が、先に震えながら海へ入っていきました。
そしてうちのパパも。
しかし、うちの息子は「もう嫌!絶対に行かない!」と頑固。
私も内心、行きたくない気分だったのですが、ガイドのお兄さんになんとなく悪い気がしてしまい、強引に息子をボートから連れ出しました。
お兄さん、ブイのような浮きを息子に貸してくれて、上半身が冷たい海水に入らないように気遣ってくれました。

顔を海につけると、ここも相変わらず昆布とクラゲの海
バード島の脇の洞窟についてお兄さんは説明をしてくれましたが、落ち着いて聞けない程、極寒の海でした。

今回の旅行での海の思い出はあまり良いものではありませんでした。宿に帰り、いくつかパンフレットを見直すと、ビキニ姿で楽しくシュノーケリングをする女の子の写真が乗っていました。
本当、行ってみないとわからない事、やってみないとわからない事って旅では多いですよね(笑)。


Posted by honmokudori at May 15, 2005 03:54 PM

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